自然
鳴門うず潮
大阪方面からバスで四国に入ると最初に皆さんを出迎える鳴門の渦潮は、満潮時と干潮時の1日2回発生し、春と秋の大潮時は直径20メートルに及ぶ渦潮が現れます。この渦は、橋から見る場合と船から見る場合の2つの楽しみ方があります。この鳴門の渦潮は、イタリア半島とシシリー島間の「メッシーナ海峡」、北アメリカ西岸とバンクーバー島東岸との間の「セイモア海峡」と並んで、世界三大潮流と言われています。
体験
うだつの町並み
着物体験(女子)・ランプシェード作り体験
国選定重要伝統的建造物群保存地区である「うだつの町並」。うだつとは、隣の家との境に取り付けられた防火壁のことで、これを造るには相当の費用がかかったため、裕福な家しか設けることができませんでした。日本の諺「うだつが上がる」とは富の象徴であり「うだつの町並み」は当時の繁栄を物語っています。このうだつの町並では、地元特産の和傘を使用したランプシェード作り体験をすることができます。ミニチュアサイズなので作成後そのまま台湾へ持って帰ることができます。また、女子学生は着物体験をすることもで きます。
体験
シーカヤック体験
徳島県南部ではシーカヤック体験もできます。南阿波海岸では奇岩が点在しているため、二名一組でシーカヤックをすれば、熱帯魚を鑑賞しながら太平洋の美しい景色も楽しめます。
体験
阿波おどり会館
徳島の夏を代表する阿波踊りは、ブラジルのリオのカーニバルと並び称されるほど熱狂的な踊りで、近年はヨーロッパでも阿波踊りの知名度が上がっている、日本を代表する伝統芸能です。祭り本番は夏ですが、徳島市内にある阿波踊り会館では一年中阿波踊りの体験ができます。阿波踊りの先生方が踊り方を教えてくれるので、徳島の郷土芸能を楽しく体験でき、台湾の生徒たちにも好評です。
自然
うみがめ博物館
日本の民話には、浦島太郎がうみがめを助ける話があります。徳島県南部の美波町は、毎年5月から8月にうみがめが上陸し産卵する海岸があります。海岸近くの日和佐うめがめ博物館カレッタでは、世界各地のうみがめの解説展示以外に、「子ガメ水槽」や、かめが泳いでいるところが見られ る「ただよううみがめ館」、エサやり体験ができる「大がめプール」があり、いろんな角度からうみがめの生態が観察できます。
体験
藍染体験
徳島の藍文化を学びながら体験できる藍染体験。藍の産地として栄えた徳島で、ハンカチなどを自分好みの濃さで藍に染める体験ができ、そのハンカチはお土産として持ち帰ることができます。台湾にも藍染文化があり、国立台湾工藝研究所が2016年1月に徳島県の藍染を紹介する展示会を開催し、徳島と台湾の藍染職人が互いの工房を訪れるなど人的交流が盛んです。
自然
祖谷渓、大歩危・小歩危
標高1,955メートルの剣山を中心に広がる剣山国定公園は、2014年に国定公園指定50周年を迎えました。この国定公園にある渓谷は、台湾花蓮のタロコ渓谷と似ており、大小様々な奇岩が林立する大歩危・小歩危の景色を遊覧船で巡ることができるほか、春から秋にかけてラフティングでにぎわう場所です。2017年は、日本国内初のラフティング世界大会が開催され、台湾チームも参加し大変賑わいました。